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【万が一の火事に備えて】燃えにくい構造の家って?

2021年03月11日

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こんにちは、大西化成の広報担当です。

前々回は、火災が起きたときに「燃えにくい断熱材」をご紹介しました。

今回は、そもそも燃えにくい住宅の構造をご紹介したいと思います。

 

防火性のある住宅:省令準耐火構造とは

省令準耐火構造は、建築基準法の「準耐火構造」に準ずる防火性能のある住宅として、住宅金融支援機構の基準を満たした建物の構造を指します。次の3つのうちのどれかに適合していることが基準となります。

 

1.木造軸組工法もしくは枠組壁工法(2×4)住宅

木造軸組工法は、在来工法ともいいます。柱や梁、筋交いなどを使って、空間上の点を結ぶように空間を構成します。枠組壁工法は、木製パネルと角材でつくったパネルで面を組み立ててできる6面体の構造をベースに家を建てます。

 

2.プレハブ住宅

工場である程度を組み立て、建築場所で構築します。

 

3.住宅金融支援機構が承認する住宅もしくは工法

 

 

省令準耐火構造の3つの特徴

1.外部からの延焼防止

隣家からのもらい火による火災に備えて、屋根や外壁、軒裏を防火性の高い構造にします。

 

2.各室防火

各室を区画する構造で、火が他室に燃え広がりにくくなります。

 

3.他室への延焼遅延

火が住宅全体に広がりにくくするため、火炎の通り道となる壁や天井内部の要所に、木材や断熱材のファイヤーストップ材を設けます。

 

省令準耐火構造に使われる断熱材として、発泡スチロール断熱材も認定されています。発泡スチロール断熱材の省令準耐火構造への対応について詳しく知りたい方は、ぜひお問い合わせください^^

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