変わりゆく発泡スチロール市場…ビーズクッションの衝撃
2020年03月24日
こんにちは、大西化成の広報担当です。
今回は、大西化成が長年、発泡スチロール業界にいて見てきた 市場の変化と、弊社の今後の展望についてお話したいと思います。
実は現在、箱・緩衝材としての発泡スチロールの需要は、日本全体で20~30年前の三分の一ほどになっています。
30年前は、電化製品の緩衝材はすべて発泡スチロールでした。
それが、徐々に段ボールで型取りした緩衝材も増えてきて、発泡スチロール製のものはかなり減った印象です。
箱についても、近年は人口減や若者の魚離れ、企業のお中元・お歳暮減少などの時代の変化が影響してか、かなり需要は減ってきています。
しかしそのぶん、新しいアイデアを生かした商品が生まれています。
たとえば、発泡スチロールの前段階である「発泡ビーズ」。
発泡スチロール製品は、発泡ビーズを金型に入れ、成型して作られます。
この発泡ビーズを入れたビーズクッションが今、”人をダメにするソファ”として大人気なのです。
発泡スチロール製品成型メーカーである私たちにとって、発泡ビーズは工場に大量にある「まだ商品になっていないもの」。それがこれほどまでに求められるとは、初めて知ったときは衝撃的でした。
創業以来 54 年、私どもは「良い物、良いサービスを!」と、品質にこだわってやって参りました。
しかし市場 が変化していく中、それだけでは駄目だと痛感しています。
今後は会社として、市場を牽引するような新しい商品・サービスの開発にも力を入れていくつもりです。
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