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発泡スチロールは地球に優しい!?

2020年02月25日

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こんにちは、大西化成の広報担当です。
皆さんは、「発泡スチロールは環境に悪い」というイメージをお持 ちではないでしょうか?

 

「燃やしたら、ダイオキシンが出るんじゃないの?」「体に悪い物質でできてるんじゃないの?」そうお思いの方も多いのではないかと思います。

 

実は、パルプモールドや段ボールと比べると、発泡スチロールの二酸化炭素の排出量は 1/4以下です。
大気汚染や水質汚濁、エネルギー消費、地球温暖化ポテンシャル【GWP 値】などの要素でも、想像に 反して、地球環境に与える負担は小さいです。

 

また、発泡スチロールは、「ポリスチレン」というプラスチックを「ブタン」や「ペタン」などの発泡剤で 5~100倍程度に膨らませて作られています。
ブタンやペタンは炭化水素でできていますので、地球環境(オゾン層)に影響を与えるフロンガスなどは一切使用されておりません

 

さらに、発泡スチロールは成分の 98%が空気です。
石油の使用量はわずか 2%で、プラスチックなどと 比べても非常に少ないといえます。
実は、発泡スチロールは非常に地球に優しい素材なのです!

 

そして、ダイオキシンについて。
まず、ダイオキシンは、炭素・塩素・水素が反応して生成される物質です。
発泡スチロールは炭素・水素のみでできていますので、発泡スチロールを単独で完全燃焼させれば、ダイオキシンは発生しません

 

ただし、発泡スチロールは石油製品ですので、燃やすときに紙や木よりも多くの酸素を必要とします。
そのため自然燃焼では、酸素不足による不完全燃焼で、黒煙(スス)や一酸化炭素が発生することがあります。
くれぐれも、ご自宅で燃やすことはお控えください。

 

次回は、大西化成のリサイクルへの取り組みについてお伝えします。

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