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EPS断熱建材ができるまで

2021年10月05日

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こんにちは! 大西化成の広報担当です。
今回は、大西化成が製造するEPS断熱建材について、その製造過程を簡単にご紹介します。

 

ポリスチレンを原料とするポリスチレンフォーム断熱材には、製法によって、ビーズ法と押出法の2種類があります
EPS建材の「EPS」とは、「Expanded Poly-Styrene」の頭文字。「ビーズ法ポリスチレンフォーム」のことを指します。

 

では、このEPSの作り方を見ていきましょう。
まず、ポリスチレン樹脂と炭化水素系の発泡剤からなる「原料ビーズ」というものが必要です。直径0.3〜2mmほどの硬くて透明な樹脂の粒が原料ビーズと呼ばれるものです。発泡剤が含まれているので、熱を加えるとこの小さなビーズが膨らみます。

 

 

用途に応じて予備発泡をし、その後金型に充填し加熱。約30倍から80倍に発泡します。この際に、発泡した粒同士が金型の中でくっつくことで、水も通さないしっかりした密度に成形することができます。
断熱材の場合は、ここで大きなブロック状に成形されます。
その後、大きなブロックにスライス成形などの後加工処理をして、必要な厚みのEPS断熱建材に仕上げるのです。

 

大西化成の工場では、小さな原料ビーズから大きなEPSブロックを製造し、カット加工を施して現場へ納品をするところまで、一貫してお引き受けしています。

 

必要な厚み、図面に合わせたカットを行うことも可能ですので、ぜひお問い合わせください。
社員一同、皆さまとお会いできる日を心よりお待ちしております。

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