発泡スチロール断熱材と、それ以外の断熱材はどう違う?
2020年09月03日
こんにちは、大西化成の広報担当です。 お客様からよく「発泡スチロール断熱材とそれ以外の断熱材はどう違うの?」とお問い合わせをいただくこと があります。そこで今回は、発泡スチロール断熱材とそれ以外の断熱材の比較をしてみたいと思います。
断熱材は大まかに分けると、発泡プラスチック系断熱材と繊維系断熱材の 2 種類あります。
繊維系断熱材で有名なのは、グラスウールやセルロースファイバーなどです。
■繊維系断熱材のメリット・デメリット
メリットは、製品単価が安いこと。デメリットは、水に弱く濡れると性能が落ちてしまうことです。
■発泡スチロール断熱材のメリット・デメリット
メリットは、濡れても断熱性能が落ちにくいことです。デメリットは繊維系断熱材に比べ、製品単価が高い こと。その点、発泡スチロール断熱材は不利になります。ただ、長年発泡スチロール製造に携わっていると、 「結局、発泡スチロールが一番なんじゃないか?」と思うことも。
■発泡スチロール断熱材の一番のメリット
家を建てるときはずっと晴れではなく、急な雨に降られるときもありますよね。その中で断熱材を施工する のを見ていると、養生していてもやっぱり濡れてしまっていることも多いです。
断熱材をメーカーから卸すとき、配達するとき、建築するときも、雨で濡れるリスクはありますよね。「せっかく のいいものでも、濡れて性能が落ちるくらいなら、最初から発泡スチロールがいいのでは?」と言いたいので す。発泡スチロール断熱材は経年劣化が少ないので、初期性能値は低くても、長い目で見ると大変おす すめできます。
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