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2021年07月27日

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こんにちは！ 大西化成の広報担当です。

2021年4月より改正された省エネ法。この改正により、小規模住宅・建築物を施工する際に、必ず住宅の断熱性能と暖冷房設備などによる一次エネルギー消費量を計算する必要が出てきました。
省エネ基準に適合しない場合や、必要な書類の整備・手続きを怠ると着工の遅れにつながることにもなります。省エネ基準に適合するかどうかの判断は、省エネルギー性能指標（BEI）という数値で評価されます。
省エネ基準とは、平成28年1月に公布された「建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令（基準省令）」に定める建築物エネルギー消費性能基準のことです。

BEIの求め方は、設計一次エネルギー消費量（その他一次エネルギー消費量を除く）を基準一次エネルギー消費量（その他一次エネルギー消費量を除く）で除した値です。新築時の一次エネルギー消費性能基準は1.0以下であれば基準適合となります。

断熱材においても、その性能によって値が算出され、一次エネルギー消費量に含まれることになります。JISや業界規格に適合した断熱材を使用することが原則ですので、この省エネ性能の計算を念頭に入れて、断熱材も選ぶ必要があるということですね。

省エネ性能の計算に必要な断熱材などの建材について、性能を確認するには下記でご確認いただけます。
○国立研究開発法人 建築研究所のホームページの「建築物のエネルギー消費性能に関する技術情報」に掲載されている物性値。 （https://www.kenken.go.jp/becc/index.html）
○公的試験機関のJIS規格かISO規格に適合した評価方法で第三者評価により確認された性能値を各メーカーのカタログ等で。
○一般社団法人 住宅性能評価・表示協会のホームページの温熱・省エネ設備機器等ポータルサイトに各メーカーがJIS等に適合していることを自己適合宣言しているものとして掲載されている性能値。
（http://www2.hyoukakyoukai.or.jp/teitanso/info/）

断熱材の性能値について、お問い合わせはいつでもお待ちしております。
そのほか、省エネ性の高い発泡スチロール断熱材の導入や大量発注なども、いつでも大西化成へご相談ください！