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断熱材の意外な歴史 その2

2021年06月15日

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こんにちは! 大西化成の広報担当です。
前回は、断熱材が意外と新しい建築資材であることをご紹介しましたが、今回は断熱材が普及し始めてから現在までの歴史を、さまざまな出来事を振り返りながらご紹介しようと思います。

 

オイルショックをきっかけに省エネという考え方が浸透し、断熱という言葉も生まれ、住宅にとって必要な資材として断熱材が用いられ始めました。
しかし、断熱についての知識がしっかりと確立されていなかったため、予想しなかった問題も起こります。

 

それが、北海道の住宅で起こった「ナミダタケ事件」。築数年の新しい住宅の床下に、ナミダタケというキノコが大量発生し、床が腐って落ちてしまうという事件です。原因は、壁内や床下で起きていた結露。断熱材として使われていたグラスウールで結露が発生し、壁や床の木材が常に湿った状態に保たれてしまったことでナミダタケが大量に繁殖。結果、木材が腐り落ち、床が抜けるという大惨事に発展しました。

 

当時は、ただ断熱材を詰め込めば良いという考え方だったのでこういう事件が起きてしまいましたが、この事件をきっかけに、湿った空気は断熱材の天敵ということ、断熱には気密性が重要であるということがわかり、高気密高断熱の工法が考えられ始めることになりました。

 

 

断熱を実現するためにこのような歴史を乗り越えてきたことで、湿度の高い日本では断熱の施工に防湿と気密の性能が必須であることは常識となりました。
当社が取り扱う発泡スチロール製の断熱材も、水や湿気に強いという特長が選ばれる理由のひとつ。

 

ますます省エネ化が推奨される中、大西化成も断熱材の分野から、皆さまとともに未来の資源を守る役割を担ってまいります。

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