盛り土より軽くて丈夫!?土木分野で活躍する発泡スチロール
2020年03月05日
こんにちは、大西化成の広報担当です。
今回は、発泡スチロールの土木分野での活用についてお伝えしたいと思います。
近年、発泡スチロールはマンションの地盤のかさ上げや高速道路の路盤(道路の表面と最下層の間に詰める砂利などの地盤)に使用されるなど、土木資材としての需要が高まっています。
これらの工法は、大型の発泡スチロール(EPS)ブロックを土やコンクリートの代わりに使うことから「EPS工法」と呼ばれています。
たとえばこの写真のように、屋上駐車場などの施工しにくい場所にスロープを作りたいとき、骨組みの中を全て土砂やコンクリートで埋めようと思うと、とても大変です。材料を運ぶには10トントラック車が何台も必要ですし、スロープ自体の重量も重くなってしまいます。
しかし、発泡スチロールならば軽くて運びやすく、設置もポンと置くだけ。骨組みの半分くらいの高さまで発泡スチロールを入れ、その上にコンクリートを流し込めばいいのです。
発泡スチロールの密度は土砂の約 1/100 と非常に軽量で、盛り土として充分な強度もあります。
EPS工法が1985年にノルウェーから導入されたとき、日本では「従来の土木工事の常識を破る画期的な工法」 と、大変驚かれたものです。
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